はじめに
海外に行くと決めたら何よりも一番必要なのがパスポート。
今回は子供のパスポートを取得する時によく聞く失敗例とその対策をまとめました。
私の住む街のパスポートセンターの職員さんに聞いた事は、吹き出しにて掲載しています。
その街によって異なる場合があるかもしれませんので必要であればご自身で確認をされる事をお勧めします。
【失敗例1】旅行が決まってから申請すればいいや!
海外行きたいけどいつになるかわからないからパスポートは当分先でいいや
わっ!時間限定で航空券激安セールだ!取っちゃお!
あっ…パスポート番号入力しなきゃ進めない…
パスポートない…
航空会社によっては予約時にパスポート情報が必須の会社もあります。
いつか行きたいな…と思ったらパスポート申請をしておくと超スムーズです。
逆にパスポート取得がキッカケで海外旅行に繋がったりして・・・?
【失敗例2】戸籍謄本取得を後回しにしてたら
パスポートセンターにいつ行けるかわからないから
戸籍謄本は今度取りに行けばいいや
ギリギリに取りに行こうと思ったら子供が熱を出して行けなくなった
戸籍謄本はとりあえずとっとく!
小さな子連れあるあるですよね(切実)
いつパスポート申請に行けるかわからなくても、戸籍謄本は6ヶ月以内の物であれば有効なので早めに取得しても大丈夫。
【失敗例3】証明写真をスマホで撮ったら
パスポートの写真、自分のカメラで撮って節約だわよ
ギャアアアアアアアババババッバ
おーい羅武実タンちゃんと前むいてぇぇ
おおやっと取れた…
これは規定に合ってないので申請できません。
撮り直しをお願いします
ガーーーーーーン
証明写真は写真屋さんでサクッと撮りましょう。
多少はお金がかかりますが一番スムーズです。
最近のパスポートは顔認証でも使われるようになり、規格が細かく設定されています。自宅で撮られた写真が審査に通らず再度撮り直しという事があるので、最近では最初からカメラ屋さんでお撮り下さいとお話ししています。
写真屋さんのメリット
- パスポート写真の規格をちゃんと知っている
- 撮影時の声かけが上手
- 万が一審査に通らなかったら無料で撮り直ししてくれる所もある
写真屋さんでのポイント
- おもちゃ(カメラ目線にする為)を準備する
- 機嫌のいい時間帯を見計らって予約をする
- 「○歳のパスポート用の写真を撮ってもらえるか」を事前に確認する
【失敗例4】申請書を手書きにしたら…
申請書を取りに行くのも書くのも手間…
あぁまた間違えた…もらいに行かなきゃ
申請書は、スマホで作成できちゃう!
今は、スマホやパソコンで申請書を作成する事が可能です。
外務省のHPから、パスポート申請書の入力と印刷が可能です。ウェブ上で必要事項を入力して最後に自宅のプリンターで印刷するので簡単。
自宅にプリンターがない場合はコンビニのコピーサービスを使うと便利です。
注意:申請書はオンラインで作成できますが、電子申請はできません。
【失敗例5】受取時に子供を留守番させた
どうせ字も書けないんだし
チビたちは留守番させてサッと申請&受取しよう!
申請時は親のみでOKですが、受取時は本人を連れて行く必要があります。
たとえ0歳児でも、受取時は必ず本人を連れて行きましょう。
【Q1】県外に住む子供のパスポートは?
県外に住む大学生の息子のパスポートはどこで取れる?
基本住民票のある県で申請をします。
住民票と実際の住所が異なる場合は、「居所申請」として住んでいる所で申請ができます。未成年の場合は親の同意が必要となります。
【Q2】赤ちゃんの署名はどうする?
あばばばあっばあああ(字が書けません)
小学生以下で自分の名前が書けない場合は、親が代筆をします。
本人がなぞって書けるように、下に見本を書いたり一緒に書くのはNGです。
ちなみに、外国入国時の書類の署名もパスポートと同じように記入をしていますが、それで呼び止められたことはありません。
【Q3】署名の代筆者と違う人海外に行く場合は?
パスポート署名代理人と、入国カードの代理記入者が異なる場合はどうなる?
の回答です↓
【Q4】あっ!点線からはみ出てしまった・・・
僕はもう大きいんだし、自分で書くぞ。できた!
あぁっ…点線からはみ出てる…
わかりにくいですが、署名欄の枠線の中に点線があります。
そこははみ出してもOK。
写真上部のパスポートは点線の上に娘の名前、下に私の名前(代筆者)を書いています。
下部のパスポートは点線の上に私の名前を書いています。下は空欄。
するとこんな感じに仕上がります。問題ありません。
点線ははみ出てもOKです
枠線からははみ出さないでくださいね
今が穴場?
コロナウイルスの影響により、海外に行く事もためらう今日ではありますが。
申請者が少ない事から比較的空いているので、パスポート申請をしたい方にはチャンスではありますね。
いつか海外に行けるようになった時、この記事が役に立つ事を願っています。
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